クイックキャンプ インフレータブル マット 控えめに言って快適過ぎでした。
ただ、最初戸惑ったところがあるので、それを解説しつつレビューします。
最初に このマットを選んだ理由等を書いてあるので、レビュー内容だけ知りたい方は後半からどうぞ。
クイックキャンプ インフレータブル マット を買った理由
今までキャンプには 厚さ10cmのマットレスを 2枚持っていって 家族 4人で寝てました。
超快適に寝れてたんですが、いかんせん かさ張る。
全荷物の半分くらいの体積を占めてたので、いい加減ちゃんとしたキャンプ用のマット買おうよと。
選択肢はインフレータブルマット一択です。
寝心地にこだわるなら マットは とにかく厚さで選ぶべき
例えば どんな高級 高性能なマットでも 厚さが 3cmなら 3cmの石があったら背中に感じてしまうわけです。
安いマットでも厚さが 10cmあれば 3cmの石が気になることはありません。
すでに 厚さ10cmのマットレスで地面の凹凸を感じることなく快適に寝れることを 確認済みなので、問題はコンパクトにするために どこまで薄くできるか。
厚いとその分 大きく、重くなるのが 唯一のデメリット
当たり前ですけど、厚くなればその分 重くなるし、収納サイズも大きくなります。
基本的に車なので 重さに関してはそこまでシビアではないですが、車を横付けできないキャンプ場もあるので。
カートで何往復もすることがあると考えると、収納サイズは 多少気にしておく必要あります。
実際に触ってみた結果 → 厚さは 6cm~10cm狙い
実際に店頭で 厚さ 5cmの コールマンの キャンパーインフレーターマットを 触って寝て見ました。
5cmでも思ってたより快適でした。でもそれは平らな床の上だから。
キャンプ場で使うことを考えると、デコボコを吸収するために あと 1~2cm欲しいところといった感じ。
というわけで 厚さ 6cm~10cmのインフレータブルマットをネットで探しました。
そして見つかったのが フィールドアのマットと 今回買った クイックキャンプのマットのふたつです。
6cm以上って需要ないんですかね。
クイックキャンプと フィールドアの インフレータブルマット比較
ふたつの比較です。
価格は2019年3月時点での税抜き価格です。
クイックキャンプ 車中泊マット
- 本体サイズ:201cm × 70cm × 8cm
- 本体サイズ:193cm × 63cm × 8cm(ウレタン部)
- 収納サイズ:直径20cm × 65cm
- 重さ:2.5kg
- 価格:1枚 4,611円、2枚 8,148円
フィールドア 車中泊マット
- 本体サイズ:195cm × 60cm × 10cm
- 本体サイズ:191cm × 54cm × 10cm(ウレタン部)
- 収納サイズ:直径25cm × 60cm
- 重さ:2.8kg
- 価格:1枚 6,000円、2枚 11,000円
ちなみに両者とも「車中泊マット」という名前ですが、アウトドアでも使えます と公式ページに書いてあります。
クイックキャンプにした決め手は 価格と幅
厚さ厚さと散々いっておきながら 厚さ10cmのフィールドアではなく、厚さ8cmのクイックキャンプにしました。
厚さ 5cmのコールマンが結構 良かったんで、8cmもあれば十分かなと。
それに家族4人分買うとなると 合計で 6,000円の差。もう一枚買えちゃいます。
もうひとつのポイントは幅です。
このふたつ以外のインフレータブルマットでも 幅は 60cmのものが多い中、クイックキャンプは10cm広い70cm。
広い方が寝やすいですからね。
クイックキャンプ インフレータブル マット レビュー
楽天で発注して、翌日 発送、その次の日に到着。
ビニールに入って送られてきました。 収納袋があるはずなのに ゴムバンドで止めてあるだけ?
開いてみたら 収納袋と 補修キットが中に入ってました。
収納袋に使い方が書いてあります。まあ取り扱いが難しいものではないですが嬉しい心遣い。
スナップで連結できます。
裏には滑り止め。
バルブを開けてみて問題発生?
バルブを開ける前は厚さ 1.3cm
15分後に 約3.8cmに
30分で 4.2cm。
アレ?
1時間経っても 4.4cm。
これはおかしい。
もしかして 中央部が 8cmってこと?
いや、それでも 6cmくらい。
5cmのやつと間違って頼んだか?
いや、ちゃんと8cmって書いてある。
不良品?
2個セットで買ったので、もう 1個の方も開けてみても やっぱり同じくらいしか膨らまない。
初回は空気を入れて膨らます必要あり
とりあえずバルブから空気を入れて 最大まで膨らませてみることにしました。
そうしたら 端は相変わらず4cm程度ですが、ようやく中央部で 8cm!
下の画像は 左右両側に角材を積んで高さ 8cmの台をつくり、そこに角材を橋渡して中央部の厚さを測ってます。
角材とマットがピッタリ接触しているので厚さ 8cmです。
中央部の拡大。
どうやら長い間 中のウレタンが潰れていたから ウレタン自身の力だけでは膨らみきれなかったようです。
2回目以降はちゃんと自動で膨らみました
1回 膨らませてるので最初の厚さは 2cmからスタート。
10分後↓
角材との隙間が 0.8cmあるので 厚さは 7.2cmです。まぁ許容範囲かと。
問題はこの状態での寝心地です。
小石を想定して 高さ 2cmのトミカを マットの下に入れて寝てみましたが、どこにあるのか全くわかりません。
次に 高さ 3cmの木片。これは ある場所がわかってちょっと気になる感じ。
空気を入れてパンパンにした状態だと、この木片も言われないとどこに入っているのか わからなくなりました。
普通に使う分なら自然に膨らませただけで十分ですね。
それでも ゴツゴツが伝わるような場所なら 空気を入れれば大抵の場所はいけるかと。
快適な寝心地を求めるなら マットは厚さで選ぼう
最初は思ってた程 膨らまなかった 少し戸惑いましたが、結果的には大満足です。
なので この後 もう 2枚追加で購入しました。
繰り返しますが、やっぱりマットは厚さが重要です。
8cm以上なら キャンプで次の日起きた時に体がイタイなんてことはありません。
8cm以上のインフレータブルマットは選択肢が ほとんどないので、 クイックキャンプ一択ですよ!
2020年7月 追記
コスパで定評のあるブランド、WAQからも暑さ8cmのインフレータブルマットが出ています。
ですが ¥6,980なのでクイックキャンプの優位はまだ変わらないかと。
画像をみてもほぼ同じ物に見えますし。