組み立て安さとコスパで選んだクイックキャンプのコットが便利過ぎた【購入レビュー】

前から欲しいと思ってたハイコットをようやく買いました。

ウチはインナーテントにマットを敷いて寝るスタイルなので、コットは特に必要でもなかったんですが、大空の下で 昼寝したかったんです。

テントの設営後とか ちょっと一息つきたいときに、コットがあったらなーって思ったことありませんか?ありますよね?

実際にコットで昼寝すると 案の定最高だったわけですが、コットは 寝る以外の用途でも思ってた以上に便利でした。

低価格帯のコットの中でクイックキャンプを選んだ理由と購入レビューをします。

目次

クイックキャンプのフォールディングコットを選んだ理由

ハイコットを買う上での 選定基準は 以下のとおりでした。

ベンチや荷物置きとしての活用と、組み立て安さを重視していたので ローコットは 最初から除外。

  • 夜寝るときは テントにマット敷いて寝るので、高いのを買うつもりはない
  • パッと広げてパッとしまえる手軽なもの
  • 子供と一緒に乗っても大丈夫な耐荷重

それで 買ったのは クイックキャンプの フォールディングコットです。

5,000~6,000円のハイコット比較

主要メーカーのハイコットを比較しました。

メーカー重量退化中使用サイズ(長さ×幅×高さ)収納サイズ
クイックキャンプ8kg100kg191×64.5×44.5cm100×16×17cm
コールマン9kg80kg190×87×40cm93×14×18cm
キャプテンスタッグ5kg80kg192×72×42cm98×18×12cm
FIELDOOR5kg180kg190×69×40cm92×17×8cm
KingCamp6kg120kg190×63×42cm96×19×12cm

FIELDOORが 軽くて耐荷重もあって良さげですね。

最初は FIELDOORにしようと思ってたんですが やめました。

クイックキャンプ以外は FIELDOORを含め どれも同じ構造で、上下のフレーム(寝た時に頭の上と脚の下にくるフレーム)があります。

このタイプの組み立て方法は 下記の動画のとおりです。

この上下フレームが曲者。

コットを広げたあとに 生地にフレームを通して 力を入れて はめ込むという煩わしさもありますが、この上下フレームに腰掛けて破損というレビューを結構見かけました。

クイックキャンプだけ構造が違う

クイックキャンプだけが上下フレームなしで、圧倒的に組み立てが簡単です。

組み立て方法は 次の動画のとおりです。

めちゃめちゃ簡単です。力もいりません。

クイックキャンプのデメリット

次の 2つです。

  • 重い
  • 設営時に生地が地面につく

とにかく重い、これが最大のデメリットです。

他はアルミ製なのに クイックキャンプ(と コールマン)だけスチール製なので。

もうひとつは 動画を見てもらえればわかりますが、組み立てるときに生地を地面に付けるので、雨降った後で濡れてたりすると広げにくいです。

二人掛かりで広げれば下につけずにいけますが、せっかくの手軽さが。。

あと、ベンチとしてつかうにはちょっと座面が高いかな というのも個人的には感じました。

クイックキャンプにはアルミ製のコットもある

実はクイックキャンプにはもうひとつコットがラインナップされてます。

素材が アルミになって少し価格が高くなったから 軽くなったかとおもいきや 7kg。

フォールディングコットに プラス 3000円で、マイナス 1kg。

う~ん、微妙。 せめて 5kgなら。。

クイックキャンプ フォールディングコット レビュー

クイックキャンプ フォールディングコットを実際に購入して3回ほど使用したのでレビューします。

収納袋

収納内側はビニールみたいな素材で、厚手でしっかりしてます。

重いのでこれは安心。

大きすぎず小さすぎずの丁度いいサイズです。

組み立て

畳んである状態。
この画像だと 右が中心側です。

広げると真ん中の脚だけ立つ。

前後の脚を立てると自動で開きます。

前後の脚のロックを1ヶ所ずつ計2ヶ所とめます

裏返したら完成。
流行りのナチュラルなサンドカラーの生地に 黒の脚で全然安っぽく見えません。

ポケットがあります。
横になりながらスマホいじって、寝る時にここにしまう。

ロゴは控えめで主張しないのがGood。

収納時は少し注意が必要

収納は逆の手順で畳んでいくだけですが、真ん中のフレームが折れる場所に 生地が被らないようにしてから 畳まないといけません。

折り畳むとフレームが飛び出るのでそこに 生地が被っていると突き破ってしまうことがあるからです。

これは説明書に書いてあったんですが、スミマセン、写真を撮らずに捨てちゃいました。

真ん中の脚に掛けるベルトがついていて、畳んだ時に自動で生地を引っ張ってくれるようにはなってます。

ただ、このベルトも 開くときにつけっぱなしにしてると 脚のクロスしてる部分にベルトが挟まって開かないことがありました。

この辺が改良されるともっといいかも。

生地の張りは緩めだけど普通に快適

生地の張りは緩めですが、沈みすぎる感じではないです。

普通に気持ちよく寝れます。

上下にフレームがないので手を伸ばしても 硬いフレームには当たりません。

耐荷重 100kgと書いてありますが、これはフレームじゃなくて生地の方な気がします。

脚は結構しっかりしていて全然たわむ感じはありませんが、生地の方は子供が立ったりして重さが集中すると結構沈むので。

でも 小学一年生の息子が座った状態でトランポリンのように飛び跳ねても破れないくらいには丈夫です。

トランポリンしてるのを見た時にはマジで焦りましたが。

コットは寝る用途以外にも

ここからは クイックキャンプのコットに限らずコットを買ってよかったと思う理由です。

使ってみて 思ってた以上に良かったのが「寝る」以外での使い道。

ベンチ、荷物置き、子供の着替えに

上着とか タオルとかを ちょっと置きたいときに荷物置きとして。

遊んで汚れた子供の着替えをするのに テントに砂とか入れたくないときに。

おむつ変えなんかは テント内より断然やりやすいです。

2日目の朝にシュラフを干したりもできます。

撤収の作業効率がアップ

コットが最も便利なのが撤収のとき。

ギアを片付ける順番と車に荷物を詰め込む順番は必ずしも一致しません。

例えば、シュラフとか衣類は 朝起きたらもう使わないので、すぐにでも車に詰められますが、車に載せるのは 先に重くて硬い安定するものを載せたい とか。

こんなときにコットの上に荷物を一旦 置いておいて、他の物を先に車への載せられるので撤収効率がめちゃめちゃ上がります。

コットは 第二のテント

寝る、荷物置き、子供の着替え、これって ほぼテントの役割じゃないですか?

わざわざテントを使うまでもない、テントは使いたくない、そんな時に活用できるのがコットです。

中継地点、一時置きとして活用すると 何かと効率が上がります。

キャンプで時間は貴重ですからね。

コットを買う理由が 昼寝するためだけだと 奥さんを説得するのにちょっと弱いので、この辺を理由に攻めるといかもです。

そして クイックキャンプのコットは安くて組み立ても簡単なのでオススメです。

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