スノーピーク ワンアクションローテーブル竹は高いけど買うべき理由

良いものは高い、それはわかる。

それにしてもスノーピークは高い。だいたい これくらいかな?って思った値段の倍くらいする。

でも 私も もうそれなりの大人。価値があるものには ちゃんとそれ相応の支払いはするつもり。

コスパ度外視でクオリティが高いとか、見た目が良いとかでは買わないよ。

価値に対して価格に合理的な理由が無いと。

でも買った。

ゴリゴリの理系で理屈屋の私が スノーピークのワンアクションローテーブル竹を買った理由を書きました。

キャンプで一番大切なのは時間、あとストレスレス

ワンアクションローテーブルは まじでワンアクション、広げるだけ。組み立て 5秒。

でもほとんどのキャンプ用の折りたたみテーブルも 組み立てに 5分もかかりません。

たかだか数分の差です。

数分の差は 2日間のキャンプの時間を考えると誤差みたいなもの。

それくらい よくね?

そう思ってた時期が私にもありました。

でも実際にはその数分以上の体感時間がうまれます。

設営の疲労とストレスを減らして後の時間を楽しむ

キャンプ初心者の頃は荷物を運んで、テント張って、テーブル開いて、チェアを人数分広げて……何やかんやで あっという間に時間が経ち、そのまま夕飯の準備へ。

夕飯の準備も段取りが悪く何時間もかかり、ゆっくりする時間もなくヘトヘトで就寝、なんてことも(実体験)。

慣れてくると設営時間は減ってきますが、作業量は変わらないので 疲れはします。

仮に同じ時間で設営できたとして、残り体力ゲージ満タンとゼロでは どちらが残りの時間を有意義に過ごせると思いますか?

もちろん後者ですね。

テーブルひとつではそこまで変わらないと思うかもしれませんが、キャンプ道具が多くなりがちなファミリーキャンプでは ひとつひとつの作業の積み重ねが大きな差になります。

たとえばヘリノックスのチェアを人数分組み立てるのと、ホームセンターで売ってる広げるだけの安いチェアでは 作業の体感時間が全然違うし、やることが多いと体力だけじゃなくストレスもたまります。

中々進まないでイライラして夫婦喧嘩なんてことも(実体験)。

喧嘩してしまうと そのあとの時間は……。

ワンアクションで作業時間を減らすと、体力が温存できストレスが減るので、減った作業時間以上の価値がうまれるわけです。

撤収でもワンアクションが時間をつくる

帰る日の朝は 朝食をゆっくり食べてサッと撤収が理想。

もちろんワンアクションは そのサッと に大きく貢献しますが、そんな手際よく撤収できるのは上級キャンパーの話。

上級者なら撤収にかかる時間を正確に把握してるかもしれませんが、初心者はそうはいきません。

設営と違って撤収はチェックアウトの制限時間があるので、どれくらい時間がかかるか読めないと早めに片付けを開始することになります。

その結果 早く片付けすぎて、もう少しのんびりできたなと後悔しつつ、やることもないのでそのままチェックアウト、なんてことも。

残り時間を計算して撤収作業をできなくても、早めに片付けはじめて 最後に チェアとテーブルだけでも出しておけると、片付け後でも のんびりできます。

ただし 残すチェアとテーブルは サッと片付けられるもことが条件です。

最後に 時間がかかるものを残してしまったら また早めに片付けしなければいけないですからね。
ワンアクションはこんなところでも時間をつくってくれて、少しでも長くキャンプを楽しめます。

代わりがない

ワンアクションローテーブルと同じワンアクション機能は他にはないので、他のもので妥協という選択肢がありません。

類似品がない

スノーピーク製品は高いので、他のメーカーの似た機能をもつ製品で妥協する、ということは割とよくあるんですが、ワンアクションローテーブルには類似品がないんです。

いわゆるパチもんってやつが。

他のメーカーでは開くだけをうたっていてもロックが必要だったりして、本当にワンアクションのものはありません。

構造が複雑で再現がするのが難しいから?

オリジナリティが高いので、パクってるのバレたときに言い訳できないから?

理由はわかりませんが、とにかく 類似品がないんです。

自作難易度はかなり高い

わたしはDIYをやるので、代替品がないなら自作という発想になります。

なので、ワンアクションローテーブルも一度は自作を考えましたが 即断念。

理由は

  • 設計が難しい
  • 加工が難しい
  • 金具が入手できない

回転部分が多く、しかも直角や45度のような単純な角度でもないので、ちゃんと開閉して しかもテーブルとしての耐荷重を確保するように設計するのは相当難易度高いです。

この折りたたみ機構考えた人はまじですごい。

たとえ設計できたとしても、スムーズに可動するためには 正確な加工が必要です。しかも斜めが多い。。

とどめは ワンアクションローテーブルで 使っている金具は普通の蝶番とかではないので、売ってません。

自作は 無理ゲーすぎます。

キャンプ以外でも使える

ここまでで ワンアクションローテーブルの価値は理解してもらえたと思いますが、それでもまだ高い。

個人的には 1.5万円なら すぐ買うけど、2.5万円だとまだちょっとためらう お値段。

もう一声 何か理由が欲しいところです。

こういう時に自分と嫁を納得させる方法が キャンプ以外での使い道を用意すること。

使用回数が増えれば割高感は消える

機能的価値を理解できているのに、それでも高く感じる理由は使用回数です。

キャンプに行くのが年に数回だと どうしても割高に感じてしまいます。

なら キャンプに行く回数を増やそう!とはならないですよね。

というか行けるなら行ってるし。

せっかくのいいテーブルを なにもキャンプだけに限定して使う必要はありません。

たとえば 普段の生活でリビングテーブルとして使えばいいんです。

キャンプ用のテーブルとして考えると高いけど、リビングテーブルと考えると 2.5万円はそんなに高く感じなくないですか?

このキャンプ以外での使い道を用意する考え方はコスパを考える上でおすすめの方法です。

リビングテーブルとして使う

うちは子供がつかまり立ちをはじめた頃に リビングテーブルを捨てました。

角に頭をぶつけそうで危なかったので。

そこそこ大きくなった今でも リビングで暴れまわっていて、テーブルがあるとケガをしそうだし邪魔なので買ってませんでした。

でもやっぱりテーブルが無いと不便なときもあります。

そんな我が家には 使いたいときにすぐ出せるワンアクションローテーブルはドンピシャでした。

もちろん 出しっぱなしでもリビングに馴染むデザインだし、すでにリビングテーブルがあったとしても、友達家族が遊びにきてテーブルが足りないときに出したり色々使えるパターンが多いのも ワンアクションローテーブルの利点です。

他のテーブルではこうはいきません。

まとめ

というわけで 理屈屋の私が コスパは良くないはずのスノーピークのワンアクションローテーブル竹を買った理由を書きました。

まとめると

  • 時短だけじゃなく疲労とストレスがなくなることが大きい
  • 類似品が存しない
  • 室内でも使えるデザインと機能

ワンアクションには組み立て時間の短縮以上の恩恵があります。

正直それでも高いとは思いますが、キャンプだけでなく普段の生活でも使い道を用意すれば 割高感も消えるので おすすめです。

それに 毎日 お気に入りのキャンプ道具を使えるっていうのは いいですよ。

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