おしゃれで他の人とかぶらない、安く焚き火テーブルを手に入れたい。
それなら自作しかありません。
キャプテンスタッグのヘキサステンレスファイアグリルにぴったり合う六角形テーブルの自作方法について解説します。
六角形焚き火テーブル 設計コンセプト
- ロースタイルでバーベキューコンロを囲みたい
- なるべく安く、軽く、もちろん折り畳める
市販の焚き火テーブルは 幅が200mm、高さが300mmくらいのものがほとんどで、食事をするには狭く、低いんです。
食事をするなら 幅は300mm、高さは400mmくらい欲しいところ。
これを満たすサイズのテーブルはスノーピークのジカロテーブルだけなんですが、お値段 3万円以上。。
それなら 自作するしかない。
自作するなら ありきたりな四角形じゃなく、キャプテンスタッグのヘキサステンレスファイアグリルにぴったり合う六角形のテーブルを作ろう!と。
というか六角形のテーブルを自作する前提で ヘキサステンレスファイアグリルを買いました。
完成イメージ
焚き火テーブル
完成形のサイズは 下の画像の通りです。
構造としては 脚をボルトで固定して、天板をのせるだけのシンプルなものです。
ボルトノブが見えてちょっと見た目がイマイチですが、そんなに目立たないので^^;
木だけで 組もうとすると 重量と難易度が上がるので この形にしました。
2枚の天板をひとつの脚にのせることで軽量化してます。
グリル台
ヘキサグリルの高さが285mmなので テーブルの高さを400mmにすると 110mmくらい底上げが必要なので 、グリル台も作成しました。
もちろん 畳めます。
底上げできれば 別に何でもいいので、これじゃなくてもいいですけどね。
どんなに おしゃれに作っても ほぼ見えないし。
ちなみにスノーピークの焚き火台も高さ300mmなので、ジカロテーブルで使うのにも台が必要です。
収納
収納はこんな感じです。
↓のバッグに入ります
六角形焚き火テーブル自作の材料
焚き火テーブルの材料
- 1×4(6フィート):6本
- 垂木(30×40×1820):4本
- 鬼目ナット(M6 / 20mm):6個
- ボルト (M6 / 40mm)+ノブ:6個
- ダボΦ8:100個くらい
垂木は カインズで売っている 30×40mmの角材(多分マツ?)なんですが、なければ 幅が40mmくらいの材料でOKです。
それもなかったら ホームセンターで 1×4を縦にカットしてもらえば 幅40mmを2本とれるので それで大丈夫です。
材料費は木材、ネジ類合わせて だいたい3000円ちょっとくらいで、塗装入れて4000円くらいですね。
グリル台の材料
こちらも一応 参考までに のせておきます。
- 1×4 6フィート:2本
- 蝶番:2個
- ダボΦ8:20個
六角形焚き火テーブルの作り方
板取りと各板の名称はこちらの通り
脚補強は 1×4を縦に半分にしたものを使っています。軽量化のためなので そのままでもいいです。
寸法が書いてないのは後で現物合わせするためです。目安としては600mm程度。
材料を精度よく90度、60度にカットする方法は下記の記事をどうぞ。
ダボとボンドで大中小の板 3枚を 圧着接合します。
出来上がった天板を六角形に並べてみます。
もちろん隙間が無い方がいいですが 1~2mmの隙間はOKです。
脚を組む前に、横脚の上面中央部に穴を空けて鬼目ナットを入れておきます。
組み立てた後だとドリルが入らないので。
※ 上の画像には穴が2箇所あいてますが、そこにも鬼目ナットを入れようとあけておいたものの、結果的に必要なくて使わなかった穴です。。
ダボとボンドで 縦脚と横脚圧着接合します。
まずは脚から。
縦脚(木口)だとドリルがズレやすいので 横脚に穴をあけてダボをボンドで接着します。
STEP②で天板を六角形に並べたときにあった隙間を この22mmに足して調整します。
次に天板側です
この画像での78mmの位置は参考値で何mmでもいいですが、全ての天板で同じ位置になるようにします。
脚に天板をのせて六角形にした状態で 脚のボルト穴と穴の距離を測って、この距離+40mmで脚補強を切り出します。
M6のボルトを通す穴は 8mm以上のちょっと大きめであけておくと誤差に対応できます。
外で使うものなので、防水のため ニスは念入りに。
塗装については下記の記事を参考にどうぞ。
グリル台の作り方
大したものではないので簡単に。
完成形はこんな感じ。
バラすとこんな感じ。
六角形の台の部分は半分に分割できて、ダボで結合するようになってます。
それを1×4を縦に置いた脚の部分にのせてダボで固定します。
脚の部分は蝶番で開閉します。
板取と寸法です。
まとめ
今回 自作した六角形焚き火テーブルの重さは 10.4kgでした。
スノーピークのジカロテーブルが10.5kgなので、大きさの割には軽く仕上がったと思います。
そして コストは もちろん圧勝ですね。
このテーブルを自作するためにソーガイドとドリルを買ってもお釣りが出ます。
難易度もそんなに高くないので 自作 オススメです。