梅雨時はもちろん、夜とか室内に洗濯物を干したいことは多いですよね。
でも室内に干せる場所は限られてたり十分な量を干せなかったりしませんか。
それなら好きな場所に好きな量干せる場所を自作しましょう。
自作といっても今回紹介するものは、ほとんど加工は必要ありません。
壁に穴を開けたりもしないので賃貸でもOKです。
ディアウォールで部屋に柱を立てる
部屋干しができない理由は、物干し竿を掛けられるちょうどいい場所がないこと。
それなら部屋の中に柱を立てて、そこに掛けてしまいましょう。
材料はふたつだけ
用意する材料はふたつだけです。
- 木材:2x4(8フィート)×2
- ディアウォール×2
2x4
2x4(ツーバイフォー)は 断面寸法が 38mm×89mmの建築にも使われる木材です。
大量生産されているので大きさのわりに安く、どこもホームセンターにもほぼ必ず置いてあるので簡単に入手できます。
木材の長さは床から天井までの長さより少し長めのものをカットして使うので、一般的な部屋であれが 8フィート(2440mm)で足ります。
床から天井までの長さは、内寸が測れるメジャーがあると正確に測れますが、1、2mmの誤差は全然許容範囲なので普通のメジャーを折り曲げて測っても問題ありません。
内寸が測れるメジャー↓
ディアウォール
ディアウォールは2x4の両端に取り付けて、木材を突っ張り棒みたいにする製品です。
上側のパッドの中にバネが入っていて、天井と床に押し付けるのでズレにくくなっています。
これを使えば家を傷つけることなく好きな場所に簡単に柱をつくることができます。
加工もふたつだけ
加工も簡単です。
- 木材をカット
- 穴あけ
木材をカット
2x4を床から天井までの長さより40mm短くカットします。
ディアウォールの説明書には45mmと書いてありますが、ズレにくく設置したいので5mm長めにカットします。
ディアウォールにはスペーサー(厚さ2mm)が付属しているので、あとで調整できるので神経質にならなくてOKです。
穴あけ
木材に物干し竿を掛ける穴をあけます。
穴は35mmのフォスナービットであけます。
ホームセンターで物干し竿の端のプラスチック部分の太さを測ったら、ほとんどのものが30mm〜32mm程度だったので。
見た目を良くするために(あとフォスナービットで貫通させるのはまあまあ大変なので)穴は貫通させずに深さ30mmで止めてます。
工具がなくても
のこぎりやドリルを持ってなくてこれだけのために買うのもな〜って方のために。
木材のカットはホームセンターでやってもらえるので利用しましょう。1カット50円とかです。
物干し竿を掛ける穴は、サドルバンドをビス留めして代用します。
これなら使う工具はドライバーだけでOKです。
見た目はイマイチですが、洗濯物干してるところなんて人に見せないですし。
設置して完成
あとは好きな場所に設置して完成です。
木材の両端にディアウォールを取り付け(上側にバネのある方ディアウォール)、天井に押し付けながら床側を滑らせて垂直にします。
物干し竿を掛けるとこんな感じ。
設置する前に部屋や家具の印象に合わせて塗装するのもいいですよ。
まとめ
というわけでディアウォールを使った部屋干し台の作り方を紹介しました。
作り方といっても9割方ディアウォールの力に頼ってますけどね。
何かを壁に取り付けたいけど壁に穴はあけたくないってことって割とあると思うんですよ。
そんなときディアウォールは重宝します。
ほかにもアイデア次第で色々活躍できるのでぜひ使ってみてください。