夜でもキャンプサイトを明るくしたい、でも燃料を使うランタンは使いたくない。
特に小さい子供のいるファミリーキャンパーには この要望が強いんじゃないでしょうか。
そんな方にはルーメナーが超オススメ。
我が家では これまでジェントス エクスプローラー EX-777XP(280ルーメン)を使ってきましたが、メインランタンとしては暗すぎたので、1800ルーメンのルーメナープラスを購入しました。
他のLEDランタンとの比較と 使用したレビューをします。
LUMENA(ルーメナー)って何?
2017年に登場して その機能の高さで話題になり、一時 売り切れで手に入らない状態が続いたほどの人気なLEDランタンです。
2018年にはさらに明るくなって防水機能もついたルーメナー2が発売。
今年 2019年は 初代ルーメナーを大型化した、ルーメナープラスが発売されました。
なぜルーメナーは最強なのか
- 明るさ
- 連続点灯時間
- 軽さ、コンパクトさ
- モバイルバッテリーにもなる
これらの点で他のメーカーのLEDランタンに比べて圧勝だからです。
順番に解説していきます。
1000ルーメンを超える明るさ
キャンプサイト全体を照らすメインランタンとして使うには 1000ルーメン以上は欲しいところ。
しかし、1000ルーメンを超えるLEDランタンはあまりなく、主要なメーカーの製品と明るさは以下の通りです。
商品名 | 明るさ |
---|---|
ルーメナープラス | 1800~150ルーメン |
ジェントス LED ランタン エクスプローラー EX-1000C | 1000~400ルーメン |
コールマン ミレニア LEDキャンプサイトランタン | 1000~160ルーメン |
ロゴス パワーストックランタン2000 | 1200~?ルーメン |
1000ルーメンくらいのものが多いですが、ルーメナープラスは 数値的にはダントツで明るいことがわかると思います。
ただ、1800ルーメンといっても どれくらいの明るさかピンとこないかもしれないので、参考までに明るさ目安をのせておきます。
- ガソリンランタンが1800ルーメン以上
- 室内用LED電球の最も明るいものが1500ルーメン
- 室内の4.5畳用LEDシーリングライトが2000~3000ルーメン
ちょっと暗めの室内くらいの明るさですね。
ランタンの真下から 3メートル近く離れても本が読めます。
連続点灯時間が長い
商品名 | 連続点灯時間 |
---|---|
ルーメナープラス | 12~160時間 |
ジェントス LED ランタン エクスプローラー EX-1000C | 5~300時間 |
コールマン ミレニア LEDキャンプサイトランタン | 8~148時間 |
ロゴス パワーストックランタン2000 | 8~140時間 |
ルーメナープラスなら 最も明るい状態で点灯し続けても 2泊いけます。
軽くてコンパクト
商品名 | 重さ | 大きさ |
---|---|---|
ルーメナープラス | 440g | 146×96×28mm |
ジェントス LED ランタン エクスプローラー EX-1000C | 1255g | 129×129×246mm |
コールマン ミレニア LEDキャンプサイトランタン | 980g | 150×150×290mm |
ロゴス パワーストックランタン2000 | 700g | 125×125×70mm |
重さと大きさは 車でのキャンプなら そんなに大きな問題ではないかもしれませんが、車の積載量、家での収納、持ち運びを考えると 小さくて軽いに こしたことはありません。
下の画像はサイズの比較イメージです。
ロゴスの パワーストックランタン2000は一見小さく見えますが、結構 厚さがあります。
モバイルバッテリーにもなる
商品名 | 容量 |
---|---|
ルーメナープラス | バッテリー容量 20000mAh |
ジェントス LED ランタン エクスプローラー EX-1000C | 単一電池 4本 |
コールマン ミレニア LEDキャンプサイトランタン | 単一電池 6本 |
ロゴス パワーストックランタン2000 | バッテリー容量 20800mAh |
ルーメナープラスと ロゴス パワーストックランタン2000は 充電式でモバイルバッテリーとして使え スマホ等を充電できます。
どちらもiPhoneなら 8回くらい充電できる容量です。
以下に ここまでの まとめをのせておきます。
商品迷 | 明るさ | 連続点灯時間 | 重さ | 大きさ | 容量 |
---|---|---|---|---|---|
ルーメナープラス | 1800~150ルーメン | 12~160時間 | 440g | 146×96×28mm | 20000mAh |
ジェントス LED ランタン エクスプローラー EX-1000C | 1000~400ルーメン | 5~300時間 | 1255g | 129×129×246mm | 単一電池 4本 |
コールマン ミレニア LEDキャンプサイトランタン2000 | 1000~160ルーメン | 8~148時間 | 980g | 150×150×290mm | 単一電池 6本 |
ロゴス パワーストックランタン | 1200~?ルーメン | 8~140時間 | 700g | 125×125×70mm | 20800mAh |
機能は良い。でも高い。 高いけど……
商品名 | 価格 |
---|---|
ルーメナープラス | 17,000円 |
ジェントス LED ランタン エクスプローラー EX-1000C | 5,400円 |
コールマン ミレニア LEDキャンプサイトランタン2000 | 12,500円 |
ロゴス パワーストックランタン | 25,929円 |
※ 2019年4月時点のAmazonでの価格です
コールマンとロゴスは 全くコストメリットがありません。
ジェントス EX-1000C は他に比べて かなり安いので最後まで悩みました。
価格は高いけどランニングコストは安い
ジェントス EX-1000Cは 単一電池 4本を使って連続点灯時間は 5.5時間です。
1泊で 使い切るとしたら 単一電池 1本 100円とすると 4本使うので、1泊あたり400円。
10回キャンプに行くと4000円です。
それに対してルーメナープラスは充電 1回あたり約2円。
30回キャンプに行くとトータルコストが同じになります。
30回行くのは何年か掛かりますが、毎回 単一電池を用意して モバイルバッテリーも別で持っていく手間と重さが無いと考えると、そんなに悪くないんじゃないでしょうか。
(EX-1000Cで 充電電池を使うという選択肢もありますが、使用上の注意にアルカリ電池のみ使用できると書いてあります)
ルーメナーのライバルはルーメナー。シリーズ比較
最初の方でも軽く説明しましたが、ルーメナーは3種類あります。
商品名 | 明るさ | 連続点灯時間 | 重さ | 大きさ | 容量 |
---|---|---|---|---|---|
ルーメナー | 1300~260ルーメン | 8~100時間 | 220g | 92×92×28mm | 10000mAh |
ルーメナー2 | 1500~100ルーメン | 8~100時間 | 280g | 129×75×23mm | 10000mAh |
ルーメナープラス | 1800~150ルーメン | 12~160時間 | 440g | 146×96×28mm | 20000mAh |
2作目の名前がルーメナー2なのに、なぜか 1作目がルーメナー7で わかりにくいので ルーメナーとしてます。
ルーメナーが一番小さくて価格も一番安いのでコスパいいですね。
ルーメナー2だけ 防水性能(IP67)があるのが特徴です。
ルーメナープラスが一番スペック高いです。
ルーメナープラス レビュー
開封
本体(146×96×28mm)
専用ケース(173×125×68mm)
パッケージ
パッケージに書いてあるスペック
ケース収納時。
メッシュのポケットは上側が閉まらないので割と小物が飛び出す。
アクセサリ↓
USBケーブル×1
フック×2
カラビナ×2
USBの蓋
説明書①
Cの入力端子は micro-USBで、ここからルーメナーを充電します。
Dの出力端子のUSBからスマホ等を充電できます。
説明書②
電源ボタンを押す回数で明るさ調整。
長押しで昼光色、昼白色、電球色に順番に変わります。
消灯しても次回 同じ色で点灯します。
説明書③
バッテリーの残量はLEDで 4段階で表示されます。
上面です。
左から 入力端子、出力端子、LEDインジケーター、電源ボタンです。
入出力端子には簡易的な防水キャップが付属してます。
ハンドルは かた過ぎず、やわらか過ぎず動くので、好きな角度で止められます。
実際の明るさ
ここが最も重要なところですね。
キャンプ場で使用したときの画像をのせておきます。
ジェントス エクスプローラー EX-777XPとの比較です。
めちゃくちゃ違いが出るはずっだったんですが、画像だとあまり変わりませんね。
というのも これ iPhoneで撮ったんですが、暗いときの撮影では 光量を自動で調整してくれちゃうみたいで、明るさの違いがわかりません。スミマセン。。
あくまでイメージですが、実際には次の画像くらいの差があります。
念のため もう一度いいますが、これは実際の使用感から 画像を加工したイメージです。
EX-777XPだと ライターみたいな小物を落とした時に 見つからないから明日探そうってなりますが、ルーメナープラスなら余裕で見つかります。
それくらいの明るさです。
ランタンスタンドが必要
テントとかタープの下で使うなら吊り下げる場所があるので大丈夫なんですが、焚き火のときとか 周りに吊り下げるものがないところで使うには ランタンスタンドが必要です。
テーブルの上とかに置いて使うと 光が目に入って眩しすぎるので。
直接視界に入らないようにするのと、ルーメナーの明るさを最大限にいかすためにランタンスタンドが必要です。
まとめ
というわけで まとめると以下のとおりです。
- 明るさ、連続点灯時間でダントツの性能
- モバイルバッテリーにもなる
- 値段は高いけど ランニングコストは安
今回買ったルーメナープラスは我が家のキャンプギアの中で、テントを除いて一番高価なものになりました。
最初は単純に値段が高いので 買うつもりなかったんですが、色々比較していく内に そんなに高くないカモ?って思うようになりました。
チェアとかは数字で違いが表現できないので 性能と価格での選び方が難しいですが、LEDランタンみたいな電気製品は 数字で判断できるので多少高価でも納得して買えますね。
スペックだけじゃなく 実際使ってみるとその明るさと連続点灯時間は十分です。
気に入りすぎて サブとして プラスじゃない ルーメナーも欲しくなりました。
明るいLEDランタンならルーメナーが超オススメです。