ミニマルワークスのインディアンハンガーいいなーと思いつつも高過ぎる。
おしゃれだし、絶対あると便利。そんなの使ってなくてもわかる。
Amazonに似たような格安中華製品はあるけどそれはちょっとなぁ…。
ということで作ってみました。
丸棒への穴あけが少しやりにくいですが、精度はほとんど必要ないので簡単です。
自作ハンガーラック完成形と必要なもの
とりあえず完成形をのせておきます。
今回は小物掛けとしてつくったので大人用の上着を掛けると下についてしまいます。
収納時はこんな感じ。丸棒5本にまとまります。
釣り竿をまとめるロッドベルトを使うと滑り止めがついてるのでズレないのでオススメ。
組み立て方はボルト部を穴に通してネジを締めるだけです。
必要な材料と道具
必要な材料は以下の通りです。
- 丸棒(径15mm)
- 鬼目ナット(M5 13mm)4個
- 全ネジ(M5 長さ120mm以上)1本
かかったコストとしては材料費1,500円くらい。塗装入れても2,000円はしないくらいです。
必要な道具は
- のこぎり
- ドリル
- 金ノコ
金ノコはダイソーにも売ってるので、持ってなかったらダイソーでOK。
ハンガーラックの自作手順
最初に説明の都合上、各部の名前を下の画像のようにします。
作り方
ここでのカットの長さは目安で、長さはお好みで。
売ってる丸棒の長さは1820mmのものが多いので、900mm以上でカットするとコスパが悪くなるので注意してください。
なのでコスパが一番いい脚棒の長さを900mmにしてます。使ってみてもっと小さくしたかったら後で切ればいいので。
横棒を740mmにした理由は、収納時の長さがキャップ込み900mmで脚棒と揃うようにしたからです。
脚棒の端から70mmの位置にドリルで5mmの穴をあけます。
穴をあける位置はお好みでOK。
穴は多少なら中心からずれても問題ないので神経質にならなくて大丈夫です。
丸棒は転がって穴をあけにくいので、こんな感じで木材に斜めの切り込みを入れたものを用意しておくと丸棒を固定できて穴あけが楽になります。
横棒とキャップの木口に8mm(鬼目ナットの入る径)の穴をあけます。
中心は正確じゃなくても大丈夫です。ぱっと見 中心ぽければ。
穴の深さにちょっとポイントがあります。
- 横棒の方の穴の深さはきっちり13mm(鬼目ナットの長さ分)
- キャップの方の穴の深さは余裕を持って20mmくらい
にします。
理由は横棒は全ネジを入れた時にネジが底づくように、キャップ側は閉めた時に余裕がでるように。
横棒とキャップの穴、計4箇所に鬼目ナットを埋め込みます。
キャップの方は深めに穴をあけてるので、入れ過ぎないでツライチで止めます。
金ノコで全ネジを56mmで2本カットします。
これも正確じゃなくて大丈夫です。
この画像のも長さ違うし。。
全ネジの長さは次のように決めています。
鬼目ナットの長さ ×2 + 丸棒の径 ×2
13mm ×2 + 15mm ×2 = 56mm
カットした全ネジを横棒の両端に仕込んだ鬼目ナットに底づくまで入れたら ほぼ完成です。
組み立て方は最初に紹介した通りで、キャップを締め込んで脚が開かないようにします。
ツルツルした床だと重いものを乗せると脚が開いてしまいますが、外なら脚が引っかかるので割と大丈夫です。
穴周りを平らに削っておくとボルトの締め込んだときに密着するので脚が開きにくくなります。
黒だと既製品ぽくなってしまうので、木感をのこしつつ濃いめの茶色にしました。
(画像だとほぼ黒に見えますが。。)
もちろん着色はしないで木そのままでもいいですが、ニスは塗りましょう。木に水が染み込まないように。
塗装について詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ。
まとめ
ここまで読んでもらった通り、この自作ハンガーラックはめちゃくちゃ簡単です。
しかも足の長さが微妙に違っても、穴の位置が多少ずれても問題ありません。
簡単にキャンプサイトにおしゃれ・便利アイテムを追加できるのでぜひ作ってみてください。