キャンプで焚火周りって散らかりませんか?
火バサミとか革手袋とかの小物類の定位置がなくて毎回探すハメになっていたので、焚火台の側に一式収納できる棚を用意しようと思い自作しました。
熱いもの、汚れたものを置いたりするので、ユニフレームのフィールドラック的なのがいいなと思って棚板は鉄のメッシュパネルを使いました。
もちろんコンパクトに収納できる棚です。
メッシュパネルを使った焚火棚の完成形と材料
完成形はこんな感じで全然フィールドラックっぽくないですが、これはこれでありかなと。
残ってた木材で作ったので、もっと細い材料で作った方が見た目がよかったかもです。
下の棚はあった方が安定しますが、なくてもOKです。
収納時はこんな感じ↓
組み立て方は、最初に立てた脚にパネルをのせます。
切り欠き部をワイヤーに差し込んで
脚をハの字に開くと固定できます。
最後に脚の下側の切り欠きにメッシュパネルを差し込んで完成です。
(少しキツ目になっているので脚が広がって固定される)
見た目通り、つくり自体は非常にシンプルです。
ですが、作るのは意外と面倒だったりします。
というのはあらかじめ寸法を決めてやるのではなく現物合わせが多いので。
その辺を含めた作り方は後で紹介します
必要な材料
- 木材
- メッシュパネル
木材は1×4(厚さ19mm)を40mm幅にカットしたものを使いました。
メッシュパネルはカインズに売っているものです。リンクを貼っておきます。
おなじような見た目で少し安いメッシュネットというものがあるので注意してください。
そちらはふにゃふにゃで物を乗せるような強度がありません。
メッシュパネルの方はそれなりの強度はありますが、ダッチオーブンみたいに重い物だとキビシイです。
フィールドラック風棚の作り方
上の2本は脚を固定する補強板で280mm。
下の4本は脚で420mmにしてますが、つくりたい棚の高さで変えてください。
ドリルで穴をあけてから、のこぎりでカットして切り欠きをつくります。
補強材の位置で脚の開き角度が変わるので、両面テープで仮止めしてみて補強板の位置を決めます。
今回は脚の上端から20mmの位置にしました。
両面テープだと力を入れると剥がれてしまうので、補強材と脚をビスで止めて、上から押してみて
- 脚の開き角
- 下の棚の位置と切り欠き深さ
を測定します。
脚をひらいたときに 脚の上端、下端が水平になるようにあとでカットするので角度を測っておきます。
だいたい15mmくらいなので、切り欠き深さはちょっときつめで10mmにします。
脚の下端をSTEP④で測った角度でカットします。
地面にちゃんと接地するようにです。
上端は斜めカットしなくても大丈夫ですが、出っ張ると気持ち悪いのでカットします。
穴径は8mmにして深さは10mmの切り欠きをいれます。
ビスの頭が見えるとカッコ悪いので、穴を掘ってビスを打ち、木栓で穴を隠しました。
ビスの頭を隠す方法は以下の記事をどうぞ。
着色はお好みで。もちろん木そのままでもOKです。
ただニスは塗りましょう。外で使うので木に水が染み込まないように。
塗装については以下の記事をどうぞ。
まとめ
メッシュパネルを使ってフィールドラック風?の棚をつくってみました。
板の棚より鉄製のメッシュの方が熱いもの、濡れたものを気にせず乗せられるし、色々引っ掛けられて便利なんですよね。
メッシュパネルを棚板にして、組み立て簡単で軽量にする方法が悩みどころでした。
色々考えた結果辿り着いたのがアイアンレッグの仕組みの応用です。
アイアンレッグは木の板を鉄の足で挟んでハの字に広げて固定するやつです。
こういうの↓
脚を安定させる原理は同じで、天板を鉄、足を木で逆にしてうまいこといきました。
ひとつのアイデアとして参考にしてみてください。