半年くらい前に 子供がピアノの練習をしないので 褒め方を変えたら効果があったという投稿をしました。
要約すると 子供がピアノの練習しないから、褒め方を変えたらちょっと やるようになったよという話。
一時期は やるようにはなったけど、またやらなくなってきました。
ピアノが嫌ならやめればいいんですが、ピアノは好きなんだけど練習はしたくない様子。
無理やりやらせてピアノが嫌いになっては意味がないので、なんとか自分からやるようになってほしい。
かといって ただ待っていても 自分からやる気配は一向に無し。
そこで子供にやらせるのではなく、私が行動をしたら 自分からピアノをやるようになったんです。
ピアノを弾けない親がピアノの練習をやる
私はピアノが弾けません。
それなのに 子供にピアノを練習しなさいと言うのに モヤっとした気持ちが以前からありました。
自分では動かない口だけ上司の言うことなんてだれも聞きたくないですからね。
だったら自分が練習して まずは一曲弾けるようになってみようと。
なので 最初から 子供自ら練習するように仕向けるためにやったわけでは無いんですが、結果的にそうなりました。
後付けですが、自分から練習するようになった理由は3つあると思います。
- 共感できる
- 自信がつく
- 一緒に楽しめる
共感できる
やってみてわかったのが、ピアノは楽しいけどモチベーションには波があるということ。
たとえば サビは楽しくてどんどん練習するんだけど、Aメロは地味だから イマイチやる気が出ないとか。
そんなAメロに限って難しかったりすると、やっぱり練習したくなくなるんですよね。
練習しようと思ってもついついスマホに手が伸びがち。
これが子供だったら 練習しないで遊びはじめるのは当然だなと。
あとは、子供が練習中すぐ指が疲れたと言うのをただの言い訳だと思ってました。
指を動かすだけなんだから いくらでも練習できるだろと。
ですがマジで指が疲れる。とくに小指と薬指。指が動かなくなるので いくら練習しても弾けるようにならない。
その日 いくら練習しても弾けるようにならなかったのに次の日サラッと弾けるようになることがよくあるんですが、理由はこれだったのかと。
自信がつく
上手くなってる感覚がないと やっぱり練習する気にならないんですよ。
同じピアノ教室の子たちは同じように弾けるようになっていくから、だれかと比較して自分が上手になってるということがわかりにくい。
そこに自分より圧倒的に弾けない人が現れると自分の成長を実感できるんだと思います。
私が苦戦しているところを 弾かせてみると サラッと弾いて ドヤ顔します。
それからは 私がピアノを弾いているのに興味を持つようになり、自分からピアノに近付いて来るようになりました。
一緒に楽しめる
自分が多少弾けるようになると一緒に練習できるようになります。
どっちが早く弾けるようになるか競争したり、合わせて弾いたり。
ウチの子が通ってるピアノ教室は 3人なんですが、同じ曲を全員が違うパートを弾くこともあります。
そうすると伴奏しか弾かないパートがあって練習がつまらない、というかタイミングを合わせたりができないので、そもそもひとりでは練習にならないんです。
私が他の子のパートを弾ければ 合わせる練習もできるし、同じペースで覚えていかないと合わせられないので、競争心が刺激され 練習する理由にもなります。
子供ひとりに練習をさせるとやらされ感がでてしまいますが、これだとそれがありません。
色々理由を書いてきましたが、単純に一緒にピアノをやるのは楽しいですよ。
ピアノ初心者の練習方法
やればいいのはわかってても 実際やるのは中々難しいですよね。
どうやって練習したらいいかわからないし、ピアノ教室通うわけにもいかない。
でも大丈夫。そんなに難しく考える必要は無いです。
楽譜が読めなくてもYouTubeで
今はYouTubeで探せば大抵の動画はあるんですよね。
ピアノも丁寧に教えてくれるチャンネルがあります。
もちろん無料だし、何回でも戻って見返せるので、とりあえず一曲弾けるようにはなります。
私が参考にしたYouTubeはこれ↓(ピアノの発表会で上級生が弾いてた曲)
時間かかってもOK
YouTubeを見ながら 1日15分ずつ練習して 1回も間違えないで弾けるようになるのに 2ヶ月かかりました。
結構 かかってますね。
でも 全然弾けなかったのが 両手で一曲弾けるようになるのに 合計15時間って、そこまでじゃないと思いませんか?
英語の勉強よりは 全然楽しいし。
たとえあなたが 一週間でできたとしても やっちゃダメです。
子供が自信を無くしてしまいます。
サクッとできるようになるより、苦戦してる姿を見せましょう。
ピアノ覚えるのって大変なんだね、ウチの子は 2週間で一曲覚えてすごいね、になるように。
まとめ
ウチの子は 最初は 親がピアノを練習してることに興味を示さなかったけど、時間が経つにつれピアノに意識が向き始めるようになりました。
やっぱり 口だけで練習をするように 仕向けてもダメですね。
行動で示した方が100倍伝わります。
仮に子供が自分からピアノをやるようにならなかったとしても、親が頑張ってる姿は 間違いなく子供にポジティブな印象を与え信頼関係につながります。
つまり失敗はありません。
自分もピアノ弾けるようになって楽しめるし一石二鳥三鳥なので チャレンジしてみることをおすすめします。